叱られ、競い合い、分析される中で伸びていった
ギチギチに管理され、逃げ場のない毎日。だがその中で、三人は“どうすれば点が取れるか”を学び、自己流を手放し、環境を信じてやり切った。勝った経験がなくても、最後に“合格”という結果を手にした。
縛られることが、むしろありがたかった
待井「前の予備校はオンライン中心で、クラスも無くて。代官山MEDICALはM1からA10まで細かく分かれていて、ギチギチに管理してくれるのが逆に良かったです。」
藤森「俺も“縛ってくれて良かった”と思ってます。先生が一人一人を見て、伸び方を分析してくれました。」
暗記型か、アウトプット型か。自分では気づけなかった学習タイプを先生が見極め、方向を示してくれた。
マンスリーテストは「順位」で戦う場だった
藤森「多浪は正直、30〜40番じゃ受からない。1桁を取らないと、二次の壁は越えられないと思ってました。」
4月から意識したのは、“ランキングに名前が載る”ではなく“上位を取る”こと。
待井「僕は直矢には負けたくなかったです。ずっと目標にしてました。」
高橋「僕は全科目でランキングに載ることを目標にしてました。」
マンスリーテストは、実力と立ち位置を突きつける現実だった。
少人数だから、競争も分析も逃げなかった
高橋「少人数クラスだから、いつも全力でした。セーブする空気はなかったですね。」
藤森「同じクラスは全員ライバル。だから先生も一人一人の弱点を細かく見てくれました。」
待井「クラス落ちが怖くて、石井先生に“落ちますか”って聞いたこともあります。」
競争があるから、甘えず、誤魔化さずに向き合えた。三人の競争意識は、同じ方向を向いていながら、少しずつ形が違っていた。藤森君は「1位を取る」ことを目標に掲げ、常に上を見ていた。高橋君は全科目で安定してランキングに残ることを重視し、崩れない力を磨いた。
待井君はまず「クラスに残る」ことを最優先にし、そこから少しずつ上を狙っていった。目標は違っても、全員がマンスリーテストを本番の練習と捉えていた。その意識の違いが、互いを刺激し合う関係を生んでいた。
テキストを極めた先に、本番があった
待井「夏に確率が全然できなくて、薄先生のマンツーマンで徹底的にやりました。」
その結果、数学の順位は上昇。北里の本番でも、確率で得点できた。
高橋「数学Highのテキストは、誰よりも回しました。入試では、全部簡単に感じました。」
藤森「聖マ対策でやった記述が、そのまま入試に出ました。」
派手なことではなく、テキストを信じてやり切ることが結果につながった。
叱ってくれる人が、最後まで支えてくれた
藤森「20歳過ぎて、ちゃんと叱ってくれる人って少ない。でも先生方はちゃんと叱ってくれました。」
叱られることを避けず、指示に従い、やるべきことをやる。その積み重ねが、多浪生でも合格に届いた理由だった。
「勝った経験」が、自信になった
待井「高校受験も失敗していて、勝つ経験がなかったんです。」
初めて一次を通過したとき、涙が出た。そして北里の繰り上げ合格。家族と喜びを分かち合った。
待井「代官山MEDICALに来て、初めて“勝てた”と思いました。」
環境を信じて、流れに乗る
藤森「最後に支えになるのは、代官山の仲間です。」
高橋「ちゃんと授業を受けて、流れに乗れば受かります。」
縛られ、競わされ、分析される環境。
その中でやり切った三人の合格は、まさに代官山メソッドに則ったものだった。