マンスリーテストを“研究材料”として使い、テキストだけに集中することで合格ラインを安定させた

現役生として限られた時間の中で戦う二人は、「何をやらないか」を早い段階で決めていた。

テキストとテストを軸に、自分の弱点を客観視し、本番で再現できる力を静かに積み上げていった一年だった。

マンスリーテストは「出来不出来を研究する材料」

宮内「現役で合格できた一番の理由は、マンスリーテストだったと思います。」

出来たかどうかで一喜一憂するのではなく、どこが出やすく、どこを落としやすいのかを分析する。

宮内「自分は何が出来ていないのかを、毎回客観的に見直していました。」

細沼さんは、むしろ結果を積極的に共有していた。

細沼「出来なかった時も、出来た時も見せ合ってました。」

自分の立ち位置を知ることで、遠慮なく質問できる空気が生まれていた。

ウィークリーテストとテキストを、徹底的に回す

ウィークリーテストの対策は、特別なことをしない。授業で扱ったテキストを、“見なくても解ける”状態まで持っていく。

宮内「ノートを見ずに解けるようになるまで、同じ問題を何度も復習していました。」

現役生である細沼さんは、復習時間が十分に取れない焦りも感じていた。

細沼「だから、数学を軸にして、英・化・物は毎日少しずつ触れるようにしていました。」

「テキストだけでいい」と言い切れる理由

二人が口を揃えて言うのは、“他の問題集に手を出す必要はなかった”ということだった。

細沼「先輩たちも言ってたけど、代官山MEDICALのテキストだけで十分だと思います。」

宮内「もう内容が完成されているので、他のものをやる意味を感じなかったです。」

実際、本番ではテキストと同型の問題が数多く出題された。

先生との距離が、理解を一段深めた

細沼さんは英語で大きく伸びた。

細沼「梅田先生の授業で、文法の考え方が一から整理されました。」

宮内さんは英語のマンツーマンで、長文の読み方が変わった。

宮内「全体の流れや筆者の主張を意識して読む癖がつきました。」

数学、物理でも、授業で扱った内容がそのまま入試に出題された。

時間がないからこそ、代官山MEDICALに来ていた

受験期、二人ともメンタルが落ちる時期はあった。

宮内「周りが推薦で決まっていくのを見るのが、一番きつかったです。」

細沼さんも、部活引退前後の焦りを抱えていた。それでも共通していたのは、“とりあえず校舎に来る”という行動だった。

宮内「時間がないから、考える前に代官山に来ていました。」

学校生活との向き合い方は、人それぞれ

宮内さんは、学校生活を最小限に抑えた。

宮内「休み時間も誰とも喋らずに勉強していました。」

一方、細沼さんはメリハリを重視。

細沼「短い時間で集中して、次々と課題を終わらせるタイプでした。」

やり方は違っても、目標から逆算して行動していた点は共通していた。

後輩へのメッセージ

宮内「現役で受かるには本気でやらないと難しい。」

細沼「量より質。集中できる時間を大事にしてほしいです。」

限られた時間の中で、やることを絞り、テストで修正する。二人の合格は、その再現性をはっきり示している。