“一人では折れていたかもしれない”―成績が可視化され、競争が前向きに作用した一年
成績が可視化され、立ち位置がはっきり分かる環境。そこで仲間と比べ、励まし合い、時に不安を吐き出しながら、三人は自分に必要な努力を見極めていった。孤独にならない受験生活が、最後まで力を引き出してくれた。
危機感を持てたことで、勉強に切り替われた
江口「(別の予備校に通っていた)1浪目は友達もいて、正直受験に集中できていませんでした。」
4月のクラス分けでA6スタート。そこで“今年で終わらせないといけない”と一気に気持ちが切り替わった。
震える手で受けたウィークリーテスト。その経験が、覚悟を固めるきっかけになった。
成績が見えるから、やる気が続いた
土屋「代官山MEDICALは成績が掲示されるので、点数を上げるのが楽しかったです。」
1浪目は個別中心で、競争もなく、やる気が続かなかった。だがここでは、点数と順位が常に示される。
金「ランキングを見て、友達と比べられるのが逆に良かったです。」
A8スタートの絶望感も、「上がれる余地がある」と考える原動力になった。
テキストを信じて、やることを絞った
三人に共通していたのは、代官山MEDICALのテキストを繰り返すという方針だった。
江口「前期スタンダードのテキストを、最後までずっと回していました。」
金「マンスリーテストもテキストの類題が多くて、本当にそれしかやってないです。」
余計なことをせず、決めた教材をやり切ることが、得点力につながった。
先生の分析と期限管理が、修正を早くした
土屋「マンスリーテストでダメだった時、反省文を書かされました。」
どこが悪く、どう直すか。先生からの具体的なフィードバックで、次の行動が明確になった。
江口「宿題に期限があるから、遅れると“やばい”ってなって必死にやりました。」
放置せず、ズレをその都度修正できた。
仲間と教え合うことで、視野が広がった
江口「自分より得意な人に聞くのが一番早いと思います。」
金「同じくらいの点数でも、科目ごとに得意不得意が全然違うんですよね。」
土屋さんは英語、江口君と金君は理系科目。互いに補い合うことで、総合点が安定していった。
不安な時期を、環境が支えてくれた
11月以降、順位の上下や医学部合格判定模試の結果で不安は増した。それでも校舎に来れば、先生や仲間がいる。
江口「家にいると考え込むけど、来れば誰かと話せる。」
金「病んでた時、話を聞いてもらえて救われました。」
孤立しないことが、受験期を乗り切る力になった。
後輩へのメッセージ
江口「テキストを繰り返して、同じくらいの成績の人と競えば、自然に伸びます。」
土屋「暗記を後回しにしないこと。合格を安定させるために大事です。」
金「マンスリーテストを本番だと思って受けてほしい。」
比較と競争、そして支え合える仲間。三人の合格は、その環境の再現性をはっきり示している。