「今のままで、本当に受かると思ってるのか」その一言で目が覚めた。そこから、すべてが変わった。

マンスリーテスト最下位、環境の見直し、親との距離感。代官山MEDICALで「自分と向き合う力」を身につけた1年が、村瀬君を福岡大学医学部合格へと導いた。「代官山MEDICALに来て、一番変わったのは自分の中で言い訳を作らなくなったことだと思います。」そう語る村瀬君の合格への道のりは、順調とは言えないものだった。

マンスリー最下位で突きつけられた現実

最初のクラス分けではM3。だが次のマンスリーテストで、クラス内最下位を記録する。

「そのとき、高校の同級生で代官山の卒業生でもある松脇世尚君(日本医科大進学)に電話でめちゃくちゃ怒られて。“今の状態で上の医学部、受かると思ってるのか”って」

親に言われるよりも、仲間に言われた一言が胸に刺さった。「さすがに、これは頑張らないといけないなって思いました」

「どんな理由があっても、机には座る」

そこから村瀬君は、考え方を大きく変えた。「今までは、勉強を後回しにする理由をいくらでも作ってたと思います」だが代官山MEDICALでは、言い訳をせず、机に向かうことを自分に課した。「どんな理由があっても、とりあえず机には座ろうって決めてやってました」

1人1席の自習席と、質問できる距離

学習を支えたのは、環境だった。「1人1席の自習席があって、場所取りに時間を使わなくていいのが良かったです」復習で分からなかったところは、週1〜2回、先生に質問。

「先生がすぐ近くにいて、自分のことをちゃんと見てくれていると感じました」

帝京大学の受験科目選択など、進路面でも学院長や担当講師に相談しながら決断を重ねた。

「点数よりも、向いている科目」を見抜いてもらえた

マンスリーテストの点数では化学の方が高かったが、村瀬君自身は物理に手応えを感じていた。「物理の方が好きだと話したら、“それなら物理でいっていいんじゃない”って言われて」授業で日々見ている先生だからこそできた判断だった。

「先生が近くで見てくれているから、自分のことを分かってくれたんだと思います」

自分に合ったやり方を選び、寮生活で整えた生活

代官山から徒歩1分の寮で生活。家事もすべて自分でこなした。「家事は溜めずに、小分けにすると楽でした。その分、勉強に時間を使えました。」朝は無理に早起きせず、夜は21時半ギリギリまで自習。「しっかり寝て、授業に集中する方が自分には合ってました」

親との関係を見直し、環境を整える

受験を乗り切るため、親との距離感も変えた。「受かるためには、親との関係性も変えた方がいいと思いました」否定されることもあったが、結果を出すことで、少しずつ理解を得ていった。「結局は自分の人生なので、自分が一番力を出せる環境を作ることが大事だと思います」

「自分がきついとき、どうするかが本当の勝負」

現在、医学部での忙しい日々が始まっている。「代官山MEDICALでの生活は、医学部の忙しさへの下準備になっていたと思います。」最後に後輩へ、こう語ってくれた。

「調子が悪いときに、もう一回自分を追い込めるか。そこが成功の分かれ目だと思います」