モチベーションが上がるのを待つのではなく、まず行動する。小さな成功体験の積み重ねが、自分を変えてくれました。

高校時代まで、ほとんど勉強をしたことがなかったという鬼倉君。そんな鬼倉君は、講師に声をかけられ、仲間との約束に背中を押されながら、一歩ずつ勉強へ向かい続けた。

「ここじゃなかったら、絶対に無理だったと思います。」

自分一人では動き出せなかった生徒が、周囲の支えを受けながら”勉強を続けられる自分”へと成長した三年間だった。

何から始めればよいか分からなかった

中学・高校時代を通して、ほとんど勉強をしてこなかった鬼倉君。高校時代に大手予備校へ通っていたものの、授業へ出席することはほとんどなかったという。

「医学部を目指そうと思っても、何をすればいいのか全然分かりませんでした。」

そんな時に出会ったのが代官山MEDICALだった。少人数制の授業や講師との距離の近さ、朝から夜まで勉強する本科生の姿は、それまで抱いていた予備校のイメージとは大きく異なっていた。

「授業中も休み時間も先生に質問できる環境でした。」

鬼倉君に必要だったのは、自分一人では続けられないことを前提に、講師が最後まで伴走してくれる環境だった。

仲間に巻き込まれたから続けられた

浪人生活では、朝起きられなかったり、勉強への気持ちが切れてしまったりすることもあった。そんな時に支えとなったのが仲間の存在だった。

「『明日の朝、一緒に過去問をやろう』と約束すると、自分だけ休めませんでした。」

友人と問題を解き、点数を競い合う時間も大きな刺激になった。

「一人だとやる気が出なくても、友達と勝負すると自然と勉強を始められました。」

講師だけでなく、同じ医学部を目指す仲間に支えられたことで、勉強を継続することができた。

まず行動すると、モチベーションは後からついてきた

鬼倉君は、三年間の受験生活を通して「モチベーションを待たないこと」が大切だと学んだ。

「まず勉強する。その中で問題が解けたり、先生に褒められたりすると、後からやる気が出てきました。」

演習で早く解き終えることや、課題をやり切ることなど、小さな成功体験が次の努力につながったという。また、自分一人では続けられないことを理解していたからこそ、あえて厳しい講師のマンツーマン授業を受講し、自分を勉強せざるを得ない環境へ置いたことも大きな転機となった。

繰り返したテキストが自信になった

鬼倉君が後輩へ最も伝えたいことは、代官山MEDICALのテキストを繰り返すことの大切さだ。

「試験でテキストとほとんど同じ問題が出たこともありました。」

化学のテキストは七周以上繰り返し、ボロボロになるまで使い込んだ。

「ここまでやったんだから大丈夫。」

そう思えるほど繰り返した経験が、本番での大きな自信につながったという。

先生が用意してくれる階段を、一段ずつ上がる

三年間を振り返り、鬼倉君は特別な勉強法をしたわけではないと話す。

朝起きて登校すること。授業を休まないこと。講師から言われた課題をやり切ること。そしてテキストを繰り返すこと。

「先生方が、一歩ずつ上がれる階段を用意してくれます。それを信じて続けてほしいです。」

勉強習慣ゼロから始まった三年間だったが、講師や仲間に支えられながら、一日一日を積み重ねたことが岩手医科大学、埼玉医科大学の合格へとつながった。