4浪、面接で苦しんだ先に見つけた「人として成長する」という合格への道
「苦行でした。」
4浪を経験し、その後半2年間を代官山MEDICALで過ごした岡本君は、自身の受験生活をそう振り返る。しかし、その2年間で手に入れたのは学力だけではなかった。競争の中で生まれた悔しさ、人との対話を通して身につけたコミュニケーション力。それらが積み重なり、大阪医科薬科大学、近畿大学、東京医科大学への合格につながった。
競争が初めて自分を変えてくれた
現役時代は武○塾、1浪・2浪時は個別指導塾に通っていた岡本君。しかし、「競争する環境がなかった」と振り返る。代官山MEDICALではクラス分けやランキング制度があり、自分の立ち位置が常に分かる。「特に化学で負けると悔しかったです。」その悔しさが勉強への原動力となり、「もっと上に行きたい」という気持ちが自然と芽生えていった。
最下位クラスから積み重ねた2年間
入塾当初、英語は最下位クラスからのスタートだった。高校時代は十分な勉強ができておらず、基礎からのやり直しだったが、毎日の積み重ねによって着実に実力を伸ばしていく。
「英語が上がった時は、本当に成長を実感しました。」
2年目は大きく崩れることなく学力を維持し、安定して戦える力が身についていった。
学力だけでは届かない医学部受験
1年目は多くの大学で一次試験を突破したものの、二次試験では思うような結果を残せなかった。原因は学力ではなく、自分の考えを相手へ伝える力だった。
「質問に対してうまく答えられなかったり、自分では話せているつもりでも伝わっていなかったりしました。」
医学部受験では、知識だけでなく人間性やコミュニケーションも評価される。その難しさを痛感した一年だった。
人と話すことで、自分が変わり始めた
2年目は、コミュニケーション力の向上にも力を入れた。家族からも「もっと人と話した方がいい」と言われ、これまで以上に会話を意識するようになった。
「普通にできていると思っていたことが、全然できていなかったと気づきました。」
さらに、高橋浩先生(小論文・面接科)との面接指導では、「若者らしさを大切にしよう」と繰り返しアドバイスを受けた。声の大きさや表情、相手へ伝わる話し方を何度も練習し、少しずつ自信をつけていった。その結果、2年目には複数大学で二次試験を突破。「今は笑顔で話せるようになったと思います。」と、自身の成長を実感している。
支えてくれた講師と家族の存在
数学では高橋典先生、英語では三橋先生、生物では深瀧先生。それぞれの専門的な指導が学力向上を支えてくれた。また、何度結果が出なくても励まし続けてくれた両親の存在も大きかった。
「落ち込んでいる時も、『次がある』と言ってくれました。」
その言葉が、最後まで挑戦を続ける力になったという。
後輩へ
「同じ目標を持つ仲間がいるので、一人では伸ばせない力を伸ばせる環境だと思います。」岡本君はそう語る。
毎日の授業や講師・仲間との会話を通して、人と向き合う力まで自然と身についた2年間。学力だけではなく、人として成長した経験こそが、医学部合格という結果につながった。