朝7時半、計算トレーニングから始まる1日。「休めない空気感」が、受験生としての自分を作ってくれた。

生活習慣の立て直し、苦手科目との正面衝突、仲間との切磋琢磨。代官山MEDICALで過ごした1年間が、小林祐也君を東邦大学医学部合格へと導いた。「代官山MEDICALは、

授業を休めない空気感がしっかりある予備校だと思います。」日本大学医学部Ⅰ期正規合格をはじめ、複数の医学部に2次合格。その土台となったのは、徹底した“生活と学習の立て直し”だった。

まずは「毎日来る」ことから始めた浪人生活

代官山MEDICALに通った1年を振り返り、小林君はこう話す。「長いようで、気づいたら一瞬で受験まで来ていた感じです。」現役時代は、生活リズムが崩れがちだった。だが浪人生活では、毎朝7時半に校舎へ。「計算トレーニングから始めて、夜9時半まで勉強する生活を習慣化しました。」石井先生から言われた「自分で起きられないと合格しない」という言葉も、強く意識していた。

「苦手を残さない」ための戦略的な勉強

入学時点で、英語と化学は得意。一方、数学と物理は大きな課題だった。「安定して合格するには、苦手科目をなくすしかないと思いました。」前期は自習時間の約7割を数学に充て、

テキストを3周、分野によっては5〜6周。「解法の方針が立たない問題は、“周りも解けない問題”だと割り切れるようになりました。」物理はマンツーマンで演習量を確保。

80問以上を解き込み、最終的には得意科目と並ぶレベルまで引き上げた。数学と物理を重点的に強化した背景には、小林君なりの明確な基準があった。「行きたい大学」よりも、「安定して合格できる形」を作ること。そのために、苦手から逃げない選択をした。「特定の大学に強いこだわりがあったわけじゃなくて、学費も含めて、現実的に通えるところに安定して受かりたいと思っていました。」だからこそ、英語と化学に頼る勉強は選ばなかった。

自習時間の大半を数学に充て、結果が出ない時期もやり方を変えずに続ける。「夏は数学ばかりやっていたのに、偏差値が全然動かなくて。正直、一番きつかったです。」それでも立ち止まらなかった判断力が、受験を最後まで安定させる土台になっていた。

テキストと入試が「つながった」本番

入試本番では、代官山MEDICALのテキストと重なる問題が多く出題された。

「代官山のテキストをやっていれば大丈夫だと、本番で実感しました。」

数学を重点的に強化したことで、日医・順天堂などでも一次合格を獲得。

「やってきたことは間違っていなかった」と確信できた。

仲間がいたから、折れずに続けられた

2号館で支えになったのは、仲間の存在だった。「青木君(青木智紀君:杏林大医学部進学)や青島君(青島秀明君:昭和医科大進学)、浅田君(浅田大斗君:杏林大医学部進学)と、

昼もすぐ食べて、すぐ勉強する生活でした。」不安になりやすい性格だからこそ、励まし合える仲間が心の支えになった。「仲間意識は、他の医専よりずっと強いと思います。」

「休めない空気感」が集中力を生んだ

代官山MEDICALでは、授業を休むと周囲から声をかけられる。「お互いをちゃんと認識し合っているので、自分への戒めになるんです。」対面授業・少人数制・質問しやすい環境。

それらが合わさり、「参加している実感」を持ちながら学習を続けられた。

習慣化こそが、受験を乗り切る鍵

後輩へのメッセージは、明確だ。「入試期間にだらけないためには、習慣化が一番大事。」

結果が出なくても、苦手科目から逃げずに続けること。

「向き合い続ければ、どんな苦手でも、ちゃんと結果はついてくると思います。」