毎朝6時、同じ生活を繰り返す。それが“作業”になるまで続けた先に、合格があった。

生活の完全な習慣化、質問の質、先生との距離。代官山MEDICALでの1年間が、

岩﨑綾子さんを福岡大学医学部合格へと導いた。「代官山MEDICALのテキスト以外、何もやっていません。それをちゃんとやれば、絶対合格できると思います。」現役時代は一次合格ゼロ。浪人1年で福岡大学医学部に正規合格を果たした。

「やれと言われたことを、やる」から始まった1年

浪人生活は、作業のように毎日を積み重ねた。「毎朝6時に起きて、代官山MEDICALに着いてから朝ごはんを食べながら勉強。1日でやることを決めて、終わるまで帰らないって決めてました。」最初は先生に言われたことをそのまま実行。やがて、自分で調整できるようになっていった。「勉強も生活も、全部“習慣化”できたのが一番大きかったです。」

とはいえ、その習慣が最初から自然に身についたわけではない。決まった時間に校舎へ来て、同じ流れで勉強を始める毎日は、思っていた以上に負荷が大きかった。「最初は正直、考えずにやるっていうのが一番きつかったです。」それでも、「今日は気分が乗らないからやらない」という選択肢を最初から持たなかったことで、勉強は次第に特別なものではなくなっていく。やるかやらないかを迷わない。その状態を作れたことが、合格への土台になっていた。

「先生の数が多い」環境を、全部使い切る

数学は佐藤祐先生・高橋典先生。英語は岩瀬先生、梅田先生。化学は小林先生。物理は柳瀬先生を中心に複数の先生へ質問。「同じ内容でも、違う先生に聞くと理解が一気に進むことがありました。」質問は、行き詰まったタイミングで。考えた過程を持っていくことを意識していた。

前に座り、早く“認知”される

岩﨑さんが意識していたのは、授業の座席。「前に座ると、先生に覚えてもらえる。質問に行ったときも話が早いし、解き方の癖まで見てもらえました。」授業に参加している実感が、

自然と予習・復習の質を高めていった。

クラスはA7スタート、A3まで駆け上がる

スタートはA7。最終クラスはA3。「低いなって思いましたけど、妥当だとも思ってました。」

科目ごとにレベル別授業を受け、成績上位の仲間とも交流。「上の人と話せる環境が、すごく良い刺激になってました。」

家のサポートが、甘えを許さなかった

生活面は、家族が全面的に支えてくれた。「朝早くてもお弁当を作ってくれて、夜も帰るまで起きてくれていて。その分、絶対に怠けられなかったです。」学習は代官山MEDICAL、生活は家庭。役割分担が、1年を支えた。

小論文は“直前で気づいた落とし穴”

後悔として挙げたのが、小論文対策。「前期は甘く見てました。直前でマンツーマンを入れて、考え方から修正してもらいました。」結果、福岡大学医学部合格へ。「最初からやっておけば良かった」と振り返る。

「テキストを信じて、やり切る」

最後に、後輩へのメッセージ。「代官山MEDICALのテキストとプリント以外、何もやらなくていい。言われたことを淡々と、最後までやり切ってください。」覚悟を決め、習慣化できれば、1年での合格は現実になる。