同じ高校・同じ推薦枠の先輩がいた。だから信じて、同じ環境に身を置いた。

学校成績の維持、朝型学習、マンスリーを軸にした勉強、2号館での刺激。代官山MEDICALでの現役生活が、西村優希さんを昭和医科大学推薦合格へと導いた。「代官山MEDICALに来たら、スイッチを切り替える。それだけは、ずっと意識していました。」学校生活と受験勉強を両立させながら、“今やるべきこと”に集中した1年間だった。

「同じ高校・同じ推薦枠」から始まった選択

代官山MEDICALに入塾したのは、高2の夏期講習。きっかけは、同じ田園調布雙葉高校から昭和医科大学に推薦合格した伊藤沙桜さんの存在だった。「同じ高校で、同じ推薦枠を受けている先輩がいるなら、ここが一番安心かなと思いました。」最初は化学のみ受講。高橋龍先生のモル計算の授業で、曖昧だった基礎が一気に整理された。

「すごく馴染みやすくて、分かりやすかったので、そのまま継続しました。」

学校も全力で、成績は4.0以上を死守

現役生として、学校生活も大切にしたかった。「どちらも出来るところまではやろうと思っていました。」推薦に必要な評定は、常に意識。「4.0は絶対に死守」と決め、最終的には評定4.5前後を維持した。代官山MEDICALでは勉強に集中し、家では無理をしない。オンとオフを明確に分けるスタイルだった。

マンスリーを“区切り”にした現役生の勉強法

勉強のペースメーカーは、マンスリーテスト。「次のマンスリーまでに、ここを終わらせようと区切りを作っていました。」必要以上に手を広げず、授業の予習・復習を最優先。

「本当に必要最低限」に集中する戦略だった。

朝6時から始まるルーティンが、基礎を作った

夏以降、先生から「朝6時に来て、9時まで勉強しよう」と指示を受けた。1〜2カ月ほど、6時台登校を継続。「そこで基礎が一気に固まったと思います。」家ではほとんど勉強せず、

帰宅後は食事と入浴、すぐ就寝。睡眠時間を確保することで、集中力を落とさないようにしていた。

2号館で学んだ「盗めるものは全部盗む」

高3の春には2号館へ。周囲はMクラスの先輩ばかりだった。「この人たちと本当に戦えるのかという不安は大きかったです。」まずは名前を覚え、ランキングで位置を確認。自習席の使い方、付箋、机の整理まで観察した。「環境は、自分で作るものだと思いました。」

ランキングが教えてくれた“今の立ち位置”

総合ランキングに載ることを目標に設定。届きそうで届かない悔しさも経験した。7月のマンスリーで118点を取り、大きく落ち込んだが、基礎からやり直す決断をした。9月、第6回マンスリーで初めて総合ランキング入り。225点を取った回では、緒方学院長から「現役で1位だよ」と声をかけられた。「自分の実力がついたと、初めて確信できました。」

「代官山についていけば大丈夫」

軌跡を読み、先輩たちの言葉を信じて1年間継続。「浪人が怖い、ミスが合否に直結する不安もずっとありました。」それでも、一回一回の授業での修正を自分の成長として積み上げた。「質問に行くと、必ず納得できる答えが返ってくる。それが安心でした。」